【体験談】総合職と一般職、どっちがいい? | 元総合職が4年働いて決めた答え

総合職、一般職のどちらがいいかを説明する 転職

「総合職で頑張っているけど、毎日の残業や転勤がつらい…」

「一般職に転職したらキャリアは後退するのでは?」

そんな不安を抱えている女性は少なくありません。私も総合職として4年間働いた経験がありますが、結婚やライフスタイルの変化を考えたとき、働き方やキャリアの方向性を真剣に考える必要がありました。当時は「キャリアダウンになるのでは」「もったいないと言われるかも」と悩みましたが、今は自分に合った選択ができたと心から思っています。

この記事では、総合職と一般職の違い、向いている人の特徴、そして私自身の転職体験を交えながら、どちらが自分に合っているのかを整理していきます。転職を迷っている方やキャリアについて不安に思っている方にぜひ読んでいただきたいです!

一般職は減少傾向?

男女雇用機会均等法や近年のIT・DX化やに伴い、総合職採用を増やして一般職採用を縮小する企業は増えています。

大手企業でも一般職の新規採用を取りやめる傾向にあるのは事実です。なのですが、、、

それでも、一般職(事務職)の人気・求人は増えている

マイナビの事務職求人倍率
マイナビより引用

ここで注目したいのは、「一般職」という名称が減っても、事務職やサポート職の求人自体は増えているという事実です。

厚生労働省の職業安定業務統計によると、事務的職業の有効求人数は安定的に推移しており、特に中小企業やベンチャー企業では、専門性を持った事務職の採用ニーズが高まっています。「営業アシスタント」「経理事務」「人事サポート」など、職種名は変わっても、実質的には一般職と同じような働き方ができる求人は豊富にあるんです。

また、転職市場を見ると、ワークライフバランスを重視した働き方を求める20代・30代女性の増加に伴い、定時で帰れる事務職の人気は年々高まっています。

実際、マイナビキャリレーションの調査によると事務職の求人倍率は職種の中でも低めの0.31倍。これは求職者(仕事を探している人)1名に対して、事務職の求人は0.31件しかいないという意味です。それだけ応募者が多いということなんですね。

つまり、「一般職」という枠組みは変化していても、その働き方を求める人と、それを必要とする企業の両方が存在し続けているということです。

▼三菱商事も一般職の新卒採用を再開したようですね(2025.12.25追記)▼

三菱商事、27年卒から一般職採用を再開 新卒で8年ぶり - 日本経済新聞
三菱商事は2027年度入社社員から、新卒の一般職採用を再開する。このほど新卒採用サイトで公表した。新卒での採用は19年度入社社員以来8年ぶり。新規事業創出に向けたリサーチ業務や人工知能(AI)の活用な...

総合職と一般職の違いは

総合職と一般職の違い

ここでは、主な3つの違いについて解説していきます。

仕事内容の違い:裁量の総合職 vs 安定の一般職

総合職は、企業の基幹業務を担い、企画立案や意思決定に関わる仕事が中心です。営業戦略を考えたり、新規プロジェクトを立ち上げたり、予算管理をしたりと、裁量権が大きく、責任も重い仕事を任されます。

自分で考えて動く」ことが求められ、正解がない中で試行錯誤しながら成果を出していく必要があります。その分、やりがいも大きいのですが、プレッシャーも相当なものです。

一方、一般職は、決められた業務を確実にこなすことが求められます。データ入力、書類作成、スケジュール管理、来客対応など、組織が円滑に動くためのサポート業務が中心。裁量権は限られますが、その分「何をすればいいか」が明確で、安定した働き方ができます。

私が総合職だったとき、「来月までに新規顧客を10社獲得する」という目標だけ与えられて、あとは自分で考えてやってくださいというスタイルでした。一般職に転職してからは、「この書類を期日までに作成する」「このデータを整理する」といった具体的な指示があり、精神的な負担がぐっと軽くなりました。

キャリアの伸び方の違い:階段型の総合職 vs 横に広がる一般職

総合職は昇進や評価の階段が明確で、早く成果を出せばキャリアが加速します。一方、一般職は昇進や役職の伸びはゆるやかですが、同じ仕事を長く続けながら専門スキルを身につけられます。

総合職のキャリアは、階段を上っていくイメージ。担当→主任→係長→課長とステップアップしていき、役職が上がるにつれて年収も上がります。20代後半で年収500万円以上、30代で600〜1000万円といった収入も現実的です。

ただし、昇進するためには成果を出し続ける必要があり、競争も激しいです。また、管理職になると部下のマネジメントも加わり、責任はさらに重くなります。

一般職のキャリアは、横に広がっていくイメージ。役職は上がりにくいですが、経理、人事、総務など、様々な分野で専門性を磨いていくことができます。「経理のスペシャリスト」「人事労務のプロ」といった形で、専門スキルを武器にキャリアを積むことも可能です。

年収の上昇幅は総合職に比べて緩やかで、20代で年収300〜400万円台、30代で400〜500万円台が一般的。ただし、簿記や社労士などの資格を取得して専門性を高めれば、年収500万円以上も十分狙えます。

働き方の違い:転勤・異動・残業は“総合職の宿命”

総合職の大きな特徴が、全国転勤や頻繁な部署異動があること。会社の都合で、数年おきに勤務地や部署が変わるのが一般的です。新しい環境で新しい仕事を覚えることは成長につながりますが、そのたびにゼロから人間関係を構築するのは精神的にも体力的にも大変です。

残業も多く、繁忙期には終電帰りや休日出勤も珍しくありません。私が総合職だったときは、月の残業時間が60〜80時間というのが当たり前でした。

一般職は、基本的に転勤がなく、勤務地が固定されています。部署異動も少なく、同じ部署で長く働くことが多いです。業務が定型化されているため、残業も少なめ。定時で帰れる日が多く、プライベートの予定が立てやすいのが魅力です。

私が一般職に転職してからは、残業は月10時間以下、ほぼ毎日定時退社になりました。友人との約束や習い事など、仕事後の予定を気軽に入れられるようになったのは、本当に大きな変化でした。

▼キャリアについて考えるならこちらも参考に!▼

総合職に向いている人は? | 上昇志向が強くパワフルな人!

総合職が向いている人の特徴

総合職ではスピード感や柔軟性が求められるため、挑戦を楽しめる人には向いています。また、キャリアアップ・収入アップを最優先したい人にとっては、総合職一択と言えるでしょう。役職が上がれば年収も大幅にアップしますし、将来的に経営層を目指すことも可能です。

  • 変化が苦にならない
  • 意思決定が早い
  • 成果で評価されたい

総合職が向かない人の特徴

  • 安定志向で生活リズムを大事にしたい
  • 責任を感じながら働く環境がストレス

私も働きながら、忙しい日々に体力的・精神的に疲れることが多く、このタイプの人には厳しい働き方だと感じました。

一般職に向いている人は? | “キャリアダウン”ではなく方向転換

一般職が向いている人の特徴

一般職は総合職に比べて専門性を磨きやすいでしょう。そのため転職市場でも評価される「手に職」になります。資格を取得すれば、さらに市場価値が高まるので何かを極めたい人には向いてるでしょう。

  • 確実性
  • 安定感を重視
  • 手に職をつけたい

一般職が向かない人の特徴

向上心があり「言われたことをやるだけ」という働き方に物足りなさを感じてしまうタイプは向いていないと言えるでしょう。一般職でも十分なお給料がもらえますが、上昇幅が緩やかという点であまり夢がないと思う方も入るかもしれません。

  • 短期間で成果を出したい
  • 昇進や裁量を重視
  • 野心が強い人
  • 年収を最優先したい人

一般職は「キャリアを守るための選択肢」になり得る

結婚や子育て、生活の安定を重視するなら、一般職への転職はキャリアを守る賢い選択です。

私も総合職時代はキャリアか家庭かで悩みましたが、事務職に転職したことで両立が可能になりましたし、なにより子供ができたとしても「正社員を辞めなくても大丈夫だ」という安心感を得ることができました。

【本音】総合職→一般職へ転職した理由と実際どうだったのか

ここからは、私自身の体験談をお話しします。リアルな感想を包み隠さずお伝えしますね。

“安定と働きやすさ”を優先した理由

私が総合職を辞めようと思った直接のきっかけがあったわけではありませんでした。人もいいし、もちろんハラスメントもない。ただただ、「ずっとずっと忙しかった」んです。

この仕事いつまで続けられるのかなぁ。。」と漠然と思っていました。そんな時に当時お付き合いしていた人と、結婚することになりました。2人のこれからのことを考えた時、転勤があった場合に相手のキャリアをどうするのか、子どもができたらどうするのか、現実的な問題がたくさんありました。

また、毎日終電帰りの生活で、趣味の時間も友人と会う時間もなく、「これが30代、40代になっても続くのかな」と考えたときに、心が折れそうになったんです。

「キャリアも大事だけど、自分の人生全体を考えたとき、何を優先したいのか」を考えた結果、安定と働きやすさを選びました。転職エージェントに相談したところ、「総合職の経験があれば、一般職でも歓迎する企業は多い」と言われ、思い切って転職活動を始めました。

年収・やりがい・働きやすさはどう変わったか?

年収に関しては、事務職に転職したものの、少しあげることができました。(ただ、今後の上昇幅は総合職の時と比べたら緩やか。)

やりがいについては、正直、総合職時代のような「大きなプロジェクトを動かす」ような達成感はなくなりました。でも、代わりに「確実に業務をこなせた」という小さな達成感を日々感じられるようになりました。それでも生活と仕事を両立できる安心感が大きく、結果的にモチベーションも維持できています。

また、自分の好きなことで小さなビジネスを始めようと思っていて現在動き始めています。そんな心の余裕ができたことも転職して良かったことの1つです。

結局「総合職と一般職、どっちがいい?」の答えはこうなる

目的別のおすすめ

  • キャリアを最短で伸ばしたい → 総合職
  • ワークライフバランスを最優先 → 一般職
  • 手に職をつけながらもワークライフバランスも考えたい → 一般職+専門スキル(経理・労務・ITサポート)

総合職として働いているけれど、心身ともに限界を感じている、、、

そんな人は、一般職への転職を検討してみてください。ただし、ただの「事務職」ではなく、経理、人事労務、ITサポートなど、専門性を持った職種を選ぶことで、市場価値を保ちながら働きやすさも手に入れられます。特にいまIT系の事務職はニーズが高まっています。

また、簿記・社労士・ITパスポートなどの資格を取得すれば、一般職でも年収アップや転職時の強みになります。

迷ったら、まず求人を見てみよう

「まだ決められない」「どっちが向いているか分からない」という人は、考えすぎるよりも、実際に行動してみることをおすすめします。

転職エージェントに登録して、自分の市場価値を確認したり、どんな求人があるのかを見たりするだけでも、選択肢が見えてきます。「総合職でこんな働き方もあるんだ」「一般職でもこんなに給料がもらえるんだ」という発見があるかもしれません。

自分の市場価値を見るためだけに登録するのもあり。気軽に登録してみましょう。

若いうちのハイクラス転職でおすすめのサイトはビズリーチです。私も実際にビズリーチから受けた大手総合商社のオファーをきっかけに転職が決まりました。事務職であっても年収UPは現実的ですし、さまざまな企業からスペシャルなオファーを受けれることが魅力です。

まとめ

総合職と一般職、どちらが良いかは、あなたが何を大切にしたいかによって変わります。キャリアアップと高収入を目指すなら総合職、ワークライフバランスと安定を優先するなら一般職がおすすめです。

大切なのは、周りの目や「もったいない」という言葉に惑わされず、自分の価値観に基づいて選ぶこと。総合職から一般職への転職は、決してキャリアダウンではなく、自分らしく働くための方向転換です。

迷っているなら、まずは転職エージェントに相談したり、実際の求人を見たりして、情報を集めることから始めてみてください。あなたが心から「この働き方でよかった」と思える選択ができることを、応援しています!

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